テキストサイズ

角川学園-School Days-

第18章 過去の友達編~再会~

「隼にも言ったんですが…。
その、元気出して下さいね」

「え?」

「中1の俺が、何か出来るわけじゃないですけど、隼のそばにいて支える事は出来ます
時々、家にも遊びに行きます
3人で、ソングボーイズについて語り合いをしたいです」

もしかして、僕を慰めてくれてる…?

「楽しい話をすれば、笑顔で元気な時間が沢山出来ます
気を落とさないで下さい」

「壮馬君、ありがとう
隼の事をよろしくね」

「はい!」

壮馬君、良い子だな。

僕は、2人と別れて俊樹君達との待ち合わせ場所に向かった。

◇難波・難波パーカス◇

「俊樹君、数多君、南君」

「郁」

「郁、やっほ~」

「郁君、久しぶり」

3人と数週間ぶりに会った。

「郁、その……大丈夫か…?」

俊樹君が、心配そうにしながら言う。

「大丈夫って言えば嘘になるけど、僕も弟も元気になってきたよ」

「そっかー、なら良かったぞー♪」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ