
角川学園-School Days-
第19章 過去の友達編~南の正体と俊樹との亀裂~
「郁君に気分転換してもらい、元気になってほしいって気持ちは本当だよ……でもそれとは別に…。」
一旦、間をおいて再び口を開く湖南さん。
「家に閉じこもったままじゃ、いずれ奴らに見つかって狙いの的になりやすい
外に連れ出して奴らの仲間達をおびき出し、一網打尽にした方が情報を聞き出して、被害者遺族側を逮捕しやすく出来ると思ったのもある…。」
「つまり、少しでも僕の気分転換って名目を利用したって気持ちもあるって事ですよね…?」
「きみの言うとおりだ、本当にゴメン!
郁君の身を守るとはいえ、少しでも利用したって気持ちがあったのは事実だ!」
「少しでも利用されてたのを知って、確かにショック受けました…。」
でも、それは僕の事を思ってみたいだし…。
「けど、僕の身の安全の心配への気持ちが強いのを知って、あまり気にしない事にしました…。」
「郁君、ありがとう…。」
一旦、間をおいて再び口を開く湖南さん。
「家に閉じこもったままじゃ、いずれ奴らに見つかって狙いの的になりやすい
外に連れ出して奴らの仲間達をおびき出し、一網打尽にした方が情報を聞き出して、被害者遺族側を逮捕しやすく出来ると思ったのもある…。」
「つまり、少しでも僕の気分転換って名目を利用したって気持ちもあるって事ですよね…?」
「きみの言うとおりだ、本当にゴメン!
郁君の身を守るとはいえ、少しでも利用したって気持ちがあったのは事実だ!」
「少しでも利用されてたのを知って、確かにショック受けました…。」
でも、それは僕の事を思ってみたいだし…。
「けど、僕の身の安全の心配への気持ちが強いのを知って、あまり気にしない事にしました…。」
「郁君、ありがとう…。」
