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角川学園-School Days-

第21章 三角関係決着編~告白の返事~

「一閃斬(いっせんざん)!」

「ほう!」

壮馬君の一撃を、竹刀で受け止める剣君。

「なかなかやるな!」

そこから、壮馬君と剣君の激しい攻防が続く。

「壮馬君、やるじゃん」

「あの、剣と互角にやり合うなんてな~」

「剣君、剣道では全国レベルの強さなのにね」

有里君と翔君と筑紫君は、壮馬君に関心を示していた。

「壮馬君
僕と同じ中学1年ですけど、全国にも行った事があるので」

なる程、それでお互いに目で追えないぐらい、瞬速な動きをしてるのか…。

「ははは、こんな楽しい気分になったのは久しぶりだ!
俺の中の好戦の血が、もっともっと騒ぎたがっているぞ!」

ていうか、剣君ってこんなキャラだったの?

「おい、2人共!
そろそろおしまいだ!」

翔君に言われて、壮馬君と剣君はバトルを中断した。

「さてと、では今更だが始めるとしようか」

翔君の言葉に、3人は横に並ぶ。

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