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角川学園-School Days-

第21章 三角関係決着編~告白の返事~

◇道中◇

「今日は、楽しかったね」

「うん!」

「はい!
郁さんが、隼のお兄さんで本当に良かったです♪」

Pライブの帰り、僕は隼と一緒に壮馬君を家に送って行ってる最中だ。

僕達の手には、それぞれの推しメンから貰ったPライブのグッズが入った袋を持っている。

ちなみに、ヤンスさんは翔君推しみたいだ。

「それに、まさかアドレスもゲット出来るなんて、めちゃ嬉しすぎます♪」

実は、ヤンスさんが先にPチケット限定室を出て行ったあと、隼は筑紫君と壮馬君は剣君とアドレス交換をした。

「筑紫君とメル友~♪」

2人共、かなりご機嫌が良い。

そのまま、少しして壮馬君が急に立ち止まる。

「あの、郁さんちょっと話しときたい事があるんですけど…。」

「どうしたの?」

壮馬君は、チラッと隼の方を見てすぐに視線を僕に戻す。

「実は、俺達付き合ってるんです」

「えっ!?」

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