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角川学園-School Days-

第21章 三角関係決着編~告白の返事~

「何で真っ先に浮かび上がったかは、その人と過ごした日々の事を思い返していったらきっとわかる筈です!」

「そうかな?」

「そうです!」

とりあえず、家に帰ったらゆっくりと今までの日々を思い返してみるか…。

「壮馬君、ありがとう
おかげで、気が楽になったよ」

「俺の方こそ、偉そうですみません」

「気にしてないよ
はぁ……どうなる事やら」

僕と隼は、壮馬君を家まで送って文月家へ帰って行った。

◇文月家2階・郁の部屋◇

「……今まで過ごして来た日々ね…。」

その日の夜、僕は2人の今までの日々の事を思い返している。

「……。」

何て言うか、どう言ったら良いのかわからない…。

2人とそれぞれ一緒に居る時、かなり居心地が良いけど……でも、心がポカポカして温まる気持ちは片方が強い…。

居心地の良さは一緒の筈なのに、それでも僕の心に…思い出に深く刻み込まれてるのは…。

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