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角川学園-School Days-

第6章 不良襲撃編~南を狙う不良達~

「確か、ツーショット撮影あったんだろ?」

「どんな人か見せて~」

数多君と南君にお願いされ、僕はスマホの待ち受け画面にしてる有里君との、ツーショット画像を3人に見せる。

「へぇー、この人がかー」

「なんか、大型犬みたいな感じの人だな」

「人懐っこそうで優しいイメージがするね」

イベントの日から数日前に、アメニイト日本橋店へ息抜きで変装して来ていた、有里君と再会してアドレス交換した事も説明した。

「そういう人と幼馴染で親友とか羨ましいぞ」

「だね~」

「……。」

数多君と南君が羨ましがる中、俊樹君だけは何故か少しムスッとしている。

「俊樹君、どうしたの?」

「えっ」

僕に呼ばれ、俊樹君はすぐに笑顔に戻る。

「いやぁ、俺もこういう知り合いがいればなーって♪」

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