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角川学園-School Days-

第6章 不良襲撃編~南を狙う不良達~

-俊樹視点-

ちぇー、凄く嬉しそうな笑顔だなー。

そりゃあ、自分の好きな声優が仲良しの幼馴染だったもんな…。

余計に、嬉しくなるか。

にしても、頭に顎を乗せて腕を回さなくても良くないか?

郁とその声優の、ツーショット画像を見て嫉妬心が出てくる。

「でね、有里君が演じる奏太は」

郁は、俺達にその声優と演じてるキャラの説明を、楽しそうにしている。

まあ、郁が楽しそうに笑顔でいてるなら良いか。

-郁視点-

「おい、高山!!」

寺田町に向かって歩いてる最中、前方から5人の不良達がこっちを睨みながら近付いて来る。

「高山?」

「なんだ、アイツら?」

「さあ?」

「……。」

不良達は、僕達の近くに来ると足を止める。

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