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こんな恋愛ありですか…

第13章 最後

…また、奏也と会う約束をしたものの、私はかなり冷めていた。お互い仕事もあり、メールの返信がおそくなってくる。

奏也と、抱き合いながらだんだん頭の中でやっぱり違うよな…という思いが出てくる。きっとこの冷めた空気は彼に届いていたのだろう。

また、会う約束をしたが彼の態度もクールになってきた。やっぱなんで付き合ってんの?っていうことが頭から離れず、私は本当に好きなの?と…

しばらくして、突然「距離を置こう」とメールが来た。私はショックを受けた。やっぱり私のどこか冷めた態度が彼に届いていたのだろう。

いつかこんな日が来ると思ってたが思ったより傷付いてしまっている自分…

「分かった」と返信してすぐ履歴登録を消去した。。。
彼は、将来ちゃんとした若い女性と結婚しなくてはいけない。

きっと時間が経てばお互いの傷も癒されてくるはずだ。

激しく愛し合った時間は本物だったんだから。いい思い出になるはず…

シングルマザーの恋愛というのは、中途半端が当たり前なのかもしれない。


このまま元旦那と復縁まではまだ考えられないが、


またいつか、新しい恋をするのかな…

まだまだ、そんな女でありたい。
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