秘密の先生tion!
第1章 体の異変
―――――――――――
――――――――――
―――――――――
――――――――
「はぁ…」
あたしの腕には新聞を括った紙ごみが合計5つぶら下がっていた。
これを焼却炉に運ばなきゃならない。
暑い、
重い、
めんどくさ〜…
図書委員って一番楽だと思ってたんだけどなあ…。
そんな事を考えているうちに、目的地に付いた。
「熱っつ…!」
鉄の引き戸を触ると、日光の熱を吸っていて、とてもじゃないが触れなかった。
ハンドタオルを手に巻いて、引っ張ってみる。
「んっ!……ぐ…!」
たまにしか使わない為、どうやら錆びていて空きにくくなっているみたいだった。
今度は全体重を背中に持っていくように引く。
「よいしょ……わぁっ」