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もう一度…

第5章 再び

静かな教室。

私は、
優の笑顔を見て
当時の記憶が
色々蘇った。

昔話をしながら
優と沢山話した。

気が付けば…。

5時…。

そろそろ帰らなきゃ。

『優…。もう時間。また会おうね。』

話が途中のまま
帰らなきゃいけない。

まだまだ一緒に居たい。

優が、
私を後ろから抱きしめた。

優しいけど、強く。

『優…?』

『行くな。』

優は
離さなかった。

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