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もう一度…

第10章 さよなら。

久しぶりに
優に会う事になった。

私は、
優に伝えたい事があった。


久しぶり会ったが、
あまり会話が続かず…

沈黙の後に、
先に口を開いたのは、
優だった。

『舞華?俺、必ず妻を説得して別れる。もうしばらく待って欲しい。舞華のご主人とも、ちゃんと話すから。』

『優…。もう無理かもしれない。私も一緒になりたいと思ってた。でも………。』


『舞華?』

『俺と別れるつもりなのか?』

『もう無理だよ。』

『優を悩ませて、家族を悩ませて、私最低だ。』

『俺だって同じ。でも、舞華と居たいんだ。』

優は、
必死に私を引き止めていた。

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