舞子のえっちな日記
第2章 舞子の会社での姿
おわった。
わたしの人生おわった…。
ただでさえ馴染んでない、
いじめられている会社でこんなこと、、。
しかもめちゃくちゃカッコいい男性の前で。。
あんな状況で興奮するから
愛液こんなところにシミちゃったんだぁ…
心の中で大泣きしていると、
男性はわたしを横切ってそのシミの前へ。
え、え、、
わたしは恥ずかしくて
動揺を隠せない。
ちょちょちょ…!
恥ずかしいから行かないでよ!!!
「ちょ、あのっ…!」
男性はごそごそポケットを漁り、
なにかのキャップを外してから
ぽとっ。
シミの近くに落とした。
目薬?
次の瞬間
ダンッ!!
目薬を踏みつける男性に
体が飛び跳ねるほどビックリする。
え、なにして……
踏まれ続ける目薬は当然、
容器から液体が流れていく。
その目薬とわたしの作ったシミが
違和感なく混じっていた。
男性の優しさを目の当たりにして
言葉も出ないわたしを
「お化粧直してきてください。
綺麗な顔が僕のせいで台無しです。」
そう言ってわたしと長い前髪を
耳にかけた。
目を丸くしてビックリする男性。
なににビックリしているのか。
あ、わたし顔丸出しじゃん。
こんな顔見られるの、耐えられない。
「あの…名前、
教えていただけませんか…?」
わたしは
恥ずかしさと、
悲しさと、
優しさに対する嬉しさで、
男性の声も聞こえなくなっていた。
どうしようもなくなったわたしは
無言でトイレまで走った。