となりのアイツ AN
第18章 初デート1 まーくん
1-3
ガイダンスの日程中 人で溢れかえっていたキャンパスを出て 近くのカフェでお昼を食べた時、「アルバイト募集」の張り紙を見た。
「かずくん、ちょっと待ってて。バイト募集してるから聞いてみる」
「へぇ・・・うん・・・」
休み中に二人で短期バイトはしてたものの、やっぱり近くで息の長いバイトを見つけたくて、最近の俺はいつも履歴書を持ち歩き、常時面接OK状態だ。
一日か二日限定のイベントスタッフや店舗の棚卸し、交通量の調査なんかのバイトをやってみた結果わかったんだけど、俺は人と接する仕事が好きみたいだ。
力仕事もいいんだけど それより誰かの笑顔に触れられる仕事が楽しい。
カフェとかレストランでバイトが見つかれば料理も覚えられるかも知れないし、
賄いでご飯も食べさせてもらえるだろうし俺にとっては一石二鳥にも三鳥にもなりそうだから密かに飲食業のバイトを探してたんだ。
マスターらしき人に 今は忙しいから夕方また来れる?って訊かれた。
学校が終わってからまた来ます、と約束して席に着くとかずくんがにこにこしてる。
「どうだった?」
「あ、うん。今はお店忙しいから後で面接に来て、って」
「決まるといいな、お店の感じもいいし、あのマスターも優しそうな人じゃん」
「うん、そうだね」
「まーくんなら大丈夫だよ」
「・・・だといいけど」
午後のガイダンスが終わってからまたカフェに戻って簡単に面接をしてもらい、とりあえず仮採用でやってみようか、ってことになった。
念願のカフェバイト。
マスターも奥さんも優しくていい人みたいだし期待が高まる。
「いつから来れる?」って聞かれてとりあえず明日の夕方から始めることにする。
明日はかずくんもカテキョーのバイトの日だから 一人でご飯食べるより ここで食べさせてもらえばちょうどいいもんね。
ガイダンスの日程中 人で溢れかえっていたキャンパスを出て 近くのカフェでお昼を食べた時、「アルバイト募集」の張り紙を見た。
「かずくん、ちょっと待ってて。バイト募集してるから聞いてみる」
「へぇ・・・うん・・・」
休み中に二人で短期バイトはしてたものの、やっぱり近くで息の長いバイトを見つけたくて、最近の俺はいつも履歴書を持ち歩き、常時面接OK状態だ。
一日か二日限定のイベントスタッフや店舗の棚卸し、交通量の調査なんかのバイトをやってみた結果わかったんだけど、俺は人と接する仕事が好きみたいだ。
力仕事もいいんだけど それより誰かの笑顔に触れられる仕事が楽しい。
カフェとかレストランでバイトが見つかれば料理も覚えられるかも知れないし、
賄いでご飯も食べさせてもらえるだろうし俺にとっては一石二鳥にも三鳥にもなりそうだから密かに飲食業のバイトを探してたんだ。
マスターらしき人に 今は忙しいから夕方また来れる?って訊かれた。
学校が終わってからまた来ます、と約束して席に着くとかずくんがにこにこしてる。
「どうだった?」
「あ、うん。今はお店忙しいから後で面接に来て、って」
「決まるといいな、お店の感じもいいし、あのマスターも優しそうな人じゃん」
「うん、そうだね」
「まーくんなら大丈夫だよ」
「・・・だといいけど」
午後のガイダンスが終わってからまたカフェに戻って簡単に面接をしてもらい、とりあえず仮採用でやってみようか、ってことになった。
念願のカフェバイト。
マスターも奥さんも優しくていい人みたいだし期待が高まる。
「いつから来れる?」って聞かれてとりあえず明日の夕方から始めることにする。
明日はかずくんもカテキョーのバイトの日だから 一人でご飯食べるより ここで食べさせてもらえばちょうどいいもんね。