無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

1-4

帰ってかずくんに話すととっても喜んでくれた。

「だから大丈夫って言っただろ？まーくんなら絶対雇ってもらえると思ったんだ。」
「なんで？」

「だってお前性格いいのが外見にも現れてるもん。見るからに明るくて素直で優しそうじゃん？」
「そ、そんなことないけど」

「そんなことあるよ。気持ちがまっすぐで裏表なくて思いやりがあって・・・
おまけに背も高くてイケメンだから女の子のお客さん増えるだろうし」
「か、かずくん？」


どうしたの？って顔を覗き込むと　ハッとしたように

「パッと見、そう見えるってこと！一見しただけじゃバカでおっちょこちょいなのバレないだろうから大丈夫ってことだよ！」

「あはは・・・そうかもね」


あんまり手放しで褒められるとびっくりしちゃうけど、　そっか、そういうことだよね



「お、女の子に逆ナンされても・・・行くなよ・・・？」
「行かないよ♪」

「ケイ番やメアドも・・・」
「教えないよ♪」

「奥さん・・・美人だったけど・・・」
「興味ないから♪」

「マスターに誘惑されても・・・」
「気持ち悪いこと言わないでよね！！」


うわ～、考えただけでぞわっとする。

俺はかずくん一筋だから・・・ね///