となりのアイツ AN
第19章 初デート2 かずくん
2-2
「まーくん バイト、慣れた?」
「うん、昨日は1個も失敗しなかった」
「そういうレベルか・・・」
「大丈夫だよ、日々進歩してるから。」
「時間割も決まったし、俺ももう少しバイト増やそうかな・・・」
「だったら一緒にやろうよ。マスター、もう一人か二人バイト欲しいって言ってたよ?」
「う~ん、そうだな~・・・
まーくんと同じ日にシフト組んでもらえればいいけど、
そうじゃなかったらすれ違いばっかりになるしなぁ・・・」
俺としては何気なく言った一言だったんだけど、まーくんはびっくりしたような顔で嬉しそうに俺を見る。
「え・・・それって俺と一緒にいたいってこと?」
「え・・・」
しまった。ついぽろっと言ってしまった・・・
「晩飯、お前に作らせようと思ってるだけだよ」
慌てて言ったけどまーくんのにやにやは止まらない・・・
「そっか~、そうだよねぇ。一緒にバイトできるのは嬉しいけどすれ違いばっかりだったら寂しいよねぇ」
「俺は寂しくなんかない、っての」
「うんうん、勿論俺が寂しいんだよ?」
「・・・・・・」
最近のまーくんはなんだか前と少し雰囲気が変わった。
大人になったっていうか、動じなくなったっていうか・・・
前は小さなことにもいちいちアタフタしてたのに 最近は俺の憎まれ口も余裕で受け流す。
そして“うんうん、全部わかってるんだよ~”って顔でにこにこ俺を見つめる・・・
頼もしいような癪に障るような複雑な感じだ・・・
「まーくん バイト、慣れた?」
「うん、昨日は1個も失敗しなかった」
「そういうレベルか・・・」
「大丈夫だよ、日々進歩してるから。」
「時間割も決まったし、俺ももう少しバイト増やそうかな・・・」
「だったら一緒にやろうよ。マスター、もう一人か二人バイト欲しいって言ってたよ?」
「う~ん、そうだな~・・・
まーくんと同じ日にシフト組んでもらえればいいけど、
そうじゃなかったらすれ違いばっかりになるしなぁ・・・」
俺としては何気なく言った一言だったんだけど、まーくんはびっくりしたような顔で嬉しそうに俺を見る。
「え・・・それって俺と一緒にいたいってこと?」
「え・・・」
しまった。ついぽろっと言ってしまった・・・
「晩飯、お前に作らせようと思ってるだけだよ」
慌てて言ったけどまーくんのにやにやは止まらない・・・
「そっか~、そうだよねぇ。一緒にバイトできるのは嬉しいけどすれ違いばっかりだったら寂しいよねぇ」
「俺は寂しくなんかない、っての」
「うんうん、勿論俺が寂しいんだよ?」
「・・・・・・」
最近のまーくんはなんだか前と少し雰囲気が変わった。
大人になったっていうか、動じなくなったっていうか・・・
前は小さなことにもいちいちアタフタしてたのに 最近は俺の憎まれ口も余裕で受け流す。
そして“うんうん、全部わかってるんだよ~”って顔でにこにこ俺を見つめる・・・
頼もしいような癪に障るような複雑な感じだ・・・