となりのアイツ AN
第112章 卒業、そして となりのアイツ9 かずくん
まーくんにはすぐにLINEして
≪ 月末の土曜日またそっち行ってもいい? ≫
≪ あ、大丈夫そう?良かった。じゃあ待ってるね ≫
≪ 昼頃には行けると思う、またLINEするから ≫
≪ 了解♪ ≫
なんて やり取りをし
とりあえず他の予定を入れないように、の工作が完了すると
抑えようとしても抑えきれず へらへら笑いがこみあげてきて
口元が緩みっぱなしになる
「一人でニヤニヤしてるよ俺・・・キモ・・・」
自分でも若干引きながら それでもやっぱり
顔のゆるみは止められないまま
俺は引っ越しの準備を続けた