となりのアイツ AN
第34章 誤解2 かずくん
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「ありがとうございました」
夏休みだから開店休業かと思えば 意外とそうでもなく
普段のような混み具合ではないものの ちょうど一人でオーダー取って出来たものを運んでレジを打って片付け、ができるくらいの客入り状態。
ランチタイムが終わる頃、ほとんどお客のいなくなった店内の隅で 俺のランチタイムになった。
「二宮くんありがと。ほんとに助かったよ。」
「あ、いえ。夏菜子ちゃん大丈夫ですか?」
「うん、もう熱下がって、明日からは来れるって言ってた。」
「ならいいですけど・・・。御馳走様でした」
「ここからはもう厨房忙しくないから今日はもう上がってくれていいよ」
「あ、はい。それじゃ失礼します」
「うん、じゃあ来週からまた夏休みシフトでいい?相葉くんももう帰ってきてるの?」
「あ・・・アイツはまだ・・・」
「あ、そうなんだ?まぁ二人で相談して、もし変更あれば教えてくれる?」
「・・・はい・・・」
はい、と返事してしまったけど・・・。俺から連絡しなくちゃいけないのかな
アイツ、まだしばらく実家にいるつもりだろうか・・・
「ありがとうございました」
夏休みだから開店休業かと思えば 意外とそうでもなく
普段のような混み具合ではないものの ちょうど一人でオーダー取って出来たものを運んでレジを打って片付け、ができるくらいの客入り状態。
ランチタイムが終わる頃、ほとんどお客のいなくなった店内の隅で 俺のランチタイムになった。
「二宮くんありがと。ほんとに助かったよ。」
「あ、いえ。夏菜子ちゃん大丈夫ですか?」
「うん、もう熱下がって、明日からは来れるって言ってた。」
「ならいいですけど・・・。御馳走様でした」
「ここからはもう厨房忙しくないから今日はもう上がってくれていいよ」
「あ、はい。それじゃ失礼します」
「うん、じゃあ来週からまた夏休みシフトでいい?相葉くんももう帰ってきてるの?」
「あ・・・アイツはまだ・・・」
「あ、そうなんだ?まぁ二人で相談して、もし変更あれば教えてくれる?」
「・・・はい・・・」
はい、と返事してしまったけど・・・。俺から連絡しなくちゃいけないのかな
アイツ、まだしばらく実家にいるつもりだろうか・・・