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「バカッ、こんなとこで・・・」
「だってそっちがはっきり言え、って言ったんじゃん！」

「外でそんな話すんな、バカっ！」
「バカバカ言うなよ、バカッ」

「誰がバカだよ、バカッ」
「バカって言う方がバカだもんね～」

「言ってんのお前だろ，バーカ」
「先に言ったのそっちだろ、バーカ」



ここでハッと我に帰り　辺りを伺うと。


だんだん興奮して　声が大きくなっていたみたいで、
周りの人が何事？って目でこっちをちらちら見てる・・・


ヤバイ、ほんとにバカ丸出しだ。



恥ずかしいから　急いで食べて帰ろうと思ったら、
かずくんが　突然箸を置いて手を合わせた。

「ごちそーさま」
「え？ちょ、ちょっと・・・」