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ぱたっ、という音をさせて　ブランコから2mも離れてないとこに　力なく降りただけ。

まーくんはそんな俺をしばらく見てたけど、黙って再びぐんぐんとブランコを漕ぎ始める。


ものすごく高いとこまで振られて、見てる俺の方が　冷や汗かきそうになった時、まーくんが　高く高く夜空に飛び出した。



星空と月をバックにして　綺麗な跳躍のフォーム





俺はその時　ほんとにまーくんが何処かへ　飛んでいってしまうんじゃないかと思った