となりのアイツ AN
第46章 願い1 まーくん
その後は みんなでお参りしてからおみくじを引いた。
覗き込んでお互いのを冷やかした後、近くでお茶しようということになり、俺はすかさずかずくんの隣の席を確保する。
二つのテーブルに分かれて座った俺たちのグループの中で 如才なくみんなをまとめて話を盛り上げるのは いつものようにもこだ。
バスケ部の思い出ばかりじゃなくて 1年の時の話も織り交ぜながら かずくんが置いてきぼりにならないようにしてくれてるみたい。
・・・いいやつなんだよね、ほんとに・・・
かずくんが誤解を解いてくれれば 俺たち3人で楽しくやれるような気がするんだけど・・・それは無理なのかなぁ・・・