テキストサイズ

となりのアイツ AN

第47章 願い2 かずくん 




自分が唾を飲み込む音がゴクリと響く。

「ゴムはね、いろんな意味でつけたほうがいいの。衛生面とか、病気予防とか。つけた方が体の負担も少ないしね」
「・・・・・・」

いつかは、そうなるのが自然なのかも・・・、程度には思ってたけど・・・
実際にこういうのを見せられると、正直俺はブルった、というか
目の前に突きつけられた現実に目が泳ぐ。


まーくん、こんなふうに色々用意してるってことは・・・
まーくんにとってソレは「いつか」というより「いつでも」のコト・・・なんだよな・・・



「かずくん」
「・・・・・・何・・・」

「・・・俺、かずくんが嫌がることはしないから大丈夫・・・」
「・・・・・・」



嫌がる、なんて・・・そんなことないよ



ストーリーメニュー

TOPTOPへ