となりのアイツ AN
第61章 二十歳の贈り物2 かずくん
ごめんと繰り返し まーくんの髪を撫でる
泣きじゃくりながらもまーくんは ううん、と首を振る
「・・おれが・・かずくんに、ないしょにしようと、 したから・・・ひっく」
「いや、俺の為にしてくれたのに 台無しにして・・ホントごめん」
「ううん かずくんはわるくない・・・うぅ・・・わるいのはおれだよ・・」
「何でお前が悪いんだよ、100%俺が悪いよ・・ごめんな?マジ、ごめん」
「いいから・・もう・・あやまらないで・・・」
「あー・・・ごめん、って。いや、あの・・・ごめん・・」