『となりのアイツ AN』第63章「二十歳の贈り物4　かずくん」　534ページ

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となりのアイツ AN

第63章二十歳の贈り物4　かずくん

俺が何も言わないのを見て
まーくんが俺から離れる

まーくんの重みが消えて　テーブルの上に手を伸ばすのが見えた　

・・・シカトしとけばいいのに

そう思いつつも、滅多に鳴る事の無い着信に
俺も

「何だろう、誰かわかんないけど　よっぽどの急用かな」

と　気になる事は確かだから　
渋々を装って　起き上がる