となりのアイツ AN
第6章 となりのアイツ6 まーくん
要領のいいかずくんと違って、
俺は なんだかんだと手続きや買い物に
時間が掛かり、引越しできたのは
それから1週間後。
新しい生活。
ワクワクする。
不動産屋に行って鍵をもらい、
大家さんに挨拶もした。
とりあえず荷物を部屋の中に運び込んだところで
俺は今日一番の楽しみを実行する。
ドキドキとワクワク、
ほんのちょっぴりの不安も入り混じって
震えそうな指で 隣の部屋のインターホンを鳴らす。
ピンポーン♪
「…はい」
「あの、となりに引っ越してきたものですけど挨拶を…」
「あ、はい…?」
ふふふ・・・声に戸惑いが表れてる。
ドアの内側でごそごそと気配がする。
もうすぐ会えるね。俺のお隣さん。
END
当初はここで読みきりだったのですが この後の二人に会いたくなって妄想に妄想を重ねた結果・・・
長々と続いておりますw
幼馴染の恋を見守ってくださる方、次ページからも
よろしくお願いいたします <m(__)m>
ひなわんわん