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催眠術 SO & AN

第24章 催眠術なんて信じてないけど1 翔



いつになくツンとした口調も 口を尖らせた横顔も 
かなり拗ねてる様子ではあるものの
それでも言葉の端々に甘さが垣間見られるところや
時折こっちをちらっと見る視線から伺うに、
取りつく島もないって程じゃなさそうだ


「智くぅん・・・」
「ぷん」


ぷん、だって!
なーんて可愛いんだろ

自然ににやけてしまう俺を 智くんが睨み付ける
そんな風に睨み付けたって、可愛いモノは可愛いんだけどね



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