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催眠術 SO & AN

第32章 催眠術なんて信じてないけど9 翔



「しょしょしょ、しょーくん!な、な、何してんの!?」


そこに現れたのは たった今話題にしていた最愛の智くん

「え・・・?何で?」
「松潤が連絡くれたの。翔君に二人きりで会いたいって呼び出されたけど、これってデートになるのかな、大野さんも承知の上なの?って」

「え?俺?」
「マサカと思って来てみたら ホントに二人きりでこんなとこに・・・こ、こ、これってデートだよね?オイラに内緒で・・・何してたの?」


違う違う違う違う違う違う
呼び出したのは俺じゃないし
二人でいても疾しい事は何もありませんよ!

突然の事に驚き過ぎて
首をぶんぶん振りながら智くんを見つめる事しか出来ない俺



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