テキストサイズ

催眠術 SO & AN

第32章 催眠術なんて信じてないけど9 翔



立ち上がり、帰ろうとした松潤がこう言ってくれなかったら 
この場を治める事が 出来なかったかも知れない


「大野さん、ごめんね。デートなんかじゃ無かった。翔君ね、自分もあすなろ白書ごっこしたいけどよく知らないから教えて欲しい、って」
「え?マジで?・・・だったらオイラに訊いてくれれば良かったのに」

「大野さんを喜ばせたいと思って こっそり俺に訊いて来たんだから
許してあげてね。でもやっぱり大野さん抜きで俺と翔君が二人で会うのは良くないからさ、
大野さんから色々教えてあげて?」
「わかった。松潤ありがと」


おやすみを言い交し 松潤が帰って行くと
智くんがニコニコ顔で俺を見上げる



ストーリーメニュー

TOPTOPへ