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「でもオイラ　今翔くんにフラれたとこだったっけ・・・」
「え？」

「別れよう、って言われたんだった・・・」
「言ってないし！」

「え、言ったじゃん」
「言ってないよ！“別れた方がいいよね”って言ったの」

「一緒じゃん・・・」
「一緒じゃないよ、全然違う。別れた方がいい、ってのは智くんのために、って意味だもん」

「・・・それ、どーゆー意味？」



ごくごく至近距離から　不思議そうに俺を見上げるうるうるした瞳


俺の心臓は　超高速でバクバクときゅんきゅんを繰り返し、
もうすぐ 一生分の鼓動を打ち終えるのでは無いだろうかと
心配になった