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彼女と妹

第8章 綾子と先生(その1)


だから無意識に私の唇が開いたんだ…

先生はまるで私の唇が開き始めるのを待っていたかのように、私の唇の隙間にそっと舌を入れてきた。

私の唇の内側を優しく舐めた後、今度は前歯をチョンチョンとノックしてきた。

また少しだけ開く。

上の歯と下の歯の僅かな隙間に先生の舌先が入る。

私がそのままでいると、痺れを切らしたのか、今度は強引にこじ開けるようにぐいぐいと入り込んできた。

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