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彼女と妹

第9章 妹(その4)


普段のリビングでの、グダグダのJC姿を毎日のように見ているだけに、

今、隣でしっとりしている七海はまるで別人のようだ。


こんな女、好きになるマヌケな男なんているのかっていつも思ってたけど、

今、隣にいる七海なら、むしゃぶりつきたくなる男はいくらでもいるだろう。


七海の洗い髪の香りが俺の思考力を徐々に奪っていく。


「お兄ちゃん、あたし…」

「あん?」

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