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彼女と妹

第11章 G-2

「なんで、起こしてくれなかったの(怒)」


いつも通りの、朝がやってきた。


ドタバタとリビング、洗面所、自分の部屋をせわしなく走り回る七海は、いつもと変わらぬアホなJCそのままだ。


昨夜のあれはいったい何だったんだろう。


俺の妄想がついに幻覚を呼んだか?


夢か?


いや、そんなことはない。

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