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彼女と妹

第12章 綾子と先生(その3)


「先生、いますか?」


保健室に入ると、先生の他に先生と同じくらいの齢格好の男性が一緒に座っていた。





今日の保健室、いつもと違う香りがする。


香か何か…焚いてる?


「お、おう、藤川か、こっち来い」


先生に手招きされて、中に入る。


「ここ座れ」


指差された椅子に腰掛ける。

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