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彼女と妹

第15章 彼女(その4)


俺は一瞬飛び起きようとした。


でも綾子に抑えられて身動きできなかった。


綾子は自分の両足を俺の両足に巻きつけて俺の腰の上に全体重をかけ、オッパイにあてた俺の手は、綾子の手でしっかりと手首を掴まれて胸に押し付けられていた。


ベッドに横たわっている俺からは、部屋のドアは見えない。


「あやこ…」


俺はゾクッとするような快感が背筋を貫いていくのを感じた。


蕩けるような綾子の表情。

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