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彼女と妹

第18章 彼女(その5)



「隼人君、ちょっといい?」


「ん? なに?」


昼休み、綾子と同じクラスの美奈子から声をかけられた。


綾子の親友だ。


「ちょっと…」

「?」


美奈子はそのまま教室を出て行った。


「おい、待てよ!」


俺は彼女の後を追いかけて行った。

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