テキストサイズ

彼女と妹

第5章 妹(その3)


「いいかげん、自分で起きろ」

「絶対だからね。言ったからね」

「……」

いつものやり取りだ。

俺は早く起きる必要が無いんだ。

そこんところ、理解できてる?




翌朝。

案の定時間になっても起きてくる気配が無い。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ