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さよなら人生。

第4章 過ち

余計に苛立った。


バレた。隠された。なんで。

いろんな事がいっぱいになって叫んだ。

ままに、

「カミソリどこ!!!」

と、言い寄った。

ままは、やっぱりそうなんだ!!と、
ヒステリックに叫んだ。


考えただけで、凄い破茶滅茶な
やり取りだ。

はじめてままに、傷を見られた。

ままは、ぐろいものを見るような顔をしてた。

見たくないなら見なきゃいいじゃん!

と、まためちゃくちゃなこと言ってたと思う。

でもわたしはもう見よう見まねでもなく
完全に出来あがってた。
カミソリを隠されてはじめて
切りたい衝動に駆られ始めてる事に
気づいたのだった。

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