POISON TEACHER
第7章 女はブスになんなきゃ、女じゃねえ!!
三人は、呆然と
見ていた。
すると、政夫は、
三人に気付き
『君たち……?』
三人はあわてて笑ってごまかそうとしたが、
『隠さなくてもいいよ。
理恵ちゃんのお友達だね?』
『う、うん』
三人はゆっくりとうなずいた。
三人は、英太と理恵の仲がかなり修羅場に来てることを話した
『そっか…、
よりを戻すようアドバイスしたつもりだったんだけど
俺のせいで
こんなことに…』
今度は、尚美とのケンカについて触れた。
『尚美ちゃんだって、あなたの為に努力して可愛くなろうとしてるのよ。
化粧少し派手過ぎだけどね…』
政夫は、深呼吸をして、答えた。
『化粧っていうのは、コンプレックスを隠すための醜い仮面に過ぎないんだ!!』
『……!』
『尚美は、気づいてないけど、
尚美の母さんから
あんな風に、化粧に神経を尖らせる理由は………、』