テキストサイズ

POISON TEACHER

第2章 恋の行き先は一方通行

始業式から1週間

新しいクラスも少しは馴染みはじめた。

春は恋の訪れる季節でもあり、別れの季節でもある。


ケータイをソワソワと見ている男子がいた。


彼の名前は杉原英太

女子が話しかけるとかたくなに拒否し、女子の間では嫌われていたのだ。


だが一部、女子で嫌われていない人がいた。

その一人が
沖田あゆみである。

あゆみは、
一年生の時野外活動で同じ班だったこともあり、

彼のことをしんぱいしていた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ