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POISON TEACHER

第2章 恋の行き先は一方通行

タカシはあゆみの耳に囁き
『やめろよ!関わるな!』


あゆみの心配な気持ちをタカシは、
ちゃんと察しているが


『英太くん、女子と関わると彼女から電話やメール来て困るんだって』


『まるでストーカーみたいね。
あんな恋愛おかしいわよ!』


二人で愚痴をいってる矢先、後ろから一人の女子生徒がやってきた。


彼女の名前は、
矢倉カナ
英太とその彼女の友人である。


『あれは、ストーカーじゃなくて、束縛って言うの!』


二人はキョトンとした。
実は、二人とも恋愛経験がほとんどないのだ。


『ええぇっ!!
何それ!?』


タカシとあゆみは、カナから束縛について、説明された。


『へぇー、そうなんだ。付き合いが長ければ、わがままが激しくなるんだな。』

タカシは何となく納得していた。


だが、あゆみだけは、疑問を感じていた。


『それでも、こんな恋愛おかしいわよ!!』


カナは、
少し萎えた顔を出しはじめた。


『実は、私もその事について、メッチャ悩んでるの!』


カナは本音をポロリと出した!

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