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翌日二人は、仲良く登校した。

当然のごとくクラス中の噂になった。


ヒソヒソ…………、




『タカシの奴あの女といるぜ…』

『アイツ気が弱いしな
騙されるなありゃ、』



そして、あゆみ、英太、カナ、理恵にも噂は流れた。


『あゆみ、タカシに嫉妬してんの？』


理恵があゆみに質問攻めをした。


あゆみはすかさず

『ちっ、違うわよ！
そんなんじゃないって、
ただ心配なだけよ。
アイツ何にも言えないし、』


すると、英太は
『あゆみ、タカシは昔のタカシじゃねえよ！!』


『何でそんなこと言えるのよ！
あたしのほうが幼なじみで付き合い長いのよ！!』


『だからだ！!
長い付き合いでタカシのことが見えなくなってる

俺も、理恵も互いの事が見えなくなってたからわかるさ！!』



『思えば、私たち溝坂先生のおかげで色々と変われたわ。
タカシも溝坂先生のおかげで今までとは違ったように変わってたわよ。』



『わ、私もだって…、』


あゆみは、振り返れば
溝坂先生のおかげで生まれ変わったのは
確かにと納得したが
不安が募りだした。