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溝坂は、二人の話に入り始めた。

五十嵐教頭は、嫌悪感を表した。


『何だ？溝坂!!
貴様の出る幕じゃない!!』



そう罵声を浴びせると
溝坂は、毒舌発言を浴びせ返した。



『いい加減にしろよ！!
このつるぴか丸ハゲの波平頭が!!』


漆島、教頭、そして、

四組のクラス全員の体が震えるほどの寒気がするほど、


教室が凍りついた。



『人の悪いとこ、つついて
言葉のイジメをしていいのか？

小学生レベルのちょっかいで
大人げないって、思わないんか？』



『何だと、この教頭に向かってその口は、


貴様には、目上に敬語を使うという常識も知らないのか？』




『人を小バカにするハゲ親父にそんな言葉使うだけでゲロ吐く!!』



五十嵐教頭の頭はかなり激しい怒りが露になり、取り乱し始めた!!


『貴様!!
覚悟は出来てるのか!？

クビだ!!

絶対にクビにしてやる!!』


教頭は教室から去っていった。