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POISON TEACHER

第13章 いい人なんて空気の粒々みたいに何もない存在!


ある授業では、
グループ討論の時にも
石井は


『石井くん君の意見は?』



『えーと、僕は、
さっきと同じ意見です!』



と、無難な解答をしていた。

班の一人あゆみは
『もうちょっと自分の意見は
ないの?』
と、文句をいった



『スミマセン!!』



石井は愛想笑いでごまかした。





休憩時間
あゆみとタカシ、カナは
机の上で、話していた時


石井はカナに話し掛けた。



『あの、机から消しゴム落ちてたよ。』


『あっ、ありがとう!!』



『いいえ、どういたしまして!!』




そして、廊下へ行き
石井は教室から出ていった。

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