POISON TEACHER
第13章 いい人なんて空気の粒々みたいに何もない存在!
石井は階段を降りて
職員室を通りすぎようとした瞬間!!
…………ドンッ!!!!!!
『す、…すみません!!』
ぶつかったのは溝坂だった。
『石井……、
屋上にこいよ!!
…今からお前に
特別に青空授業をする!!』
『えっ、…………!』
石井は
何をいってるのか
さっぱりわからない様子だった。
『いいから早くしろ!!
お前がどれだけ
小っちゃい粒々なのか
教えてやるつってんだ!!』
毒舌を軽く浴びせ
石井は溝坂に屋上を連れられて行った。