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POISON TEACHER

第14章 どんなにバカな親でも、選ぶことなんかできないんだよ


『何俺らをジロジロ見てんだよ
大原っ!?』



『誰があんたらをジロジロ見たって
言ったのよ!?



たまたま目があっただけでしょ?



自意識過剰も程ほどにしてよね!!』




『うるさい!!
テメェなんか…………、


……って、逃げてんじゃねぇよ!!


おいっ大原!!』






拓真は『っちくしょう!!』と、
悔しそうに吐き捨てた。




『ねぇ、拓真……つぐみちゃんと
どういう関係なの?』




『どういう関係って、

…別に!!』



拓真はしらを切っている
ますますあやしく感じ
カナは、



『幼馴染みとかなんじゃないの?』



と、鎌をかけたら、

『ああっそうだよ!!
小学校からの幼馴染みだよ!』



拓真はあっさりと認めた。

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