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POISON TEACHER

第14章 どんなにバカな親でも、選ぶことなんかできないんだよ

一方、つぐみは走って
ぶつかった。



『いって、気を付けろよ!!』




『誰にいってんだ!!

この一匹メス狼が!!』





溝坂だった!!



『うわぁっ!!

……最悪!!



よりによって、このめんどくさい
悪口教師にぶつかるなんて!!』






『そりゃ、こっちのセリフだ!!!!



最近、俺にぶつかる生徒がやたら
多くてイライラしてんだよ!!




しかも、共通してんのは、
下らねぇ悩みばっかだ!!』





『……………!!!!!』




つぐみは少しイラッときた、



『この糞先公が…………!!』





つぐみは溝坂を殴ろうとしたが
溝坂はスルッとかわし、



つぐみを肩に乗っけていった。





『離せよ!


変態教師!!チクってやるからね』





『母親にか…………?』





溝坂が母親のことを言った途端に、
つぐみはだまってしまった。




溝坂がつぐみを抱え階段に登ったとき



何故か注目されていた。
特に男子!!





…………それは、







パンツが見えていたからだ!!
ピンク色だった。




英太、タカシはつぐみを追いかけていたが、つぐみのパンチラに注目していた。



『……………意外にいいの履いてるな!』




『……………イデデデッ!!』




『謝りに行くんじゃなかったの?』



『どこのぞいてんのよ?』



タカシと、英太は愛実と理恵に
ほっぺをつねられ、



溝坂たちを追いかけていった。

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