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POISON TEACHER

第3章 外へ出たら上も下も糞もない。



『何で俺まで野球部の応援しなきゃなんねぇんだ!』

元々乗り気出なかったらしいが
あゆみ、タカシ、カナ、そして、英太と理恵のカップルが
無理矢理連れてきた。


『だって先生どうせ暇だったんでしょ?』

あゆみが明るく答えた。


『それに、慶くんがレギュラーとれるかもしれないんだから。』

慶くんとは
本名佐久間慶一
2年4組のクラスの中で唯一の野球部
ポジションはショート

あゆみたちは、
1年の時からのクラスで面倒見もよくクラスの事を考えてた
当時のリーダー的存在だった。


また影で努力を重ねる努力家でもあった。

『キャー!見てみて慶くんがファインプレーしたわよ!』


影の努力の成果が現れた。


試合は終了し
レギュラー発表がされた。


慶一はショートのレギュラーになった。


二年生唯一のレギュラーだった。

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