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POISON TEACHER

第3章 外へ出たら上も下も糞もない。



翌日2年4組では、慶一のことで話題が持ちきりになった。


『慶くんレギュラーおめでとう!』


『私絶対応援にしに行くからね!!』


『お前は4組の誇りだ!』


クラスのガヤガヤはおさまらなかった。
溝坂は
ホームルームを始めようとするが、
静かにならない。



さすがの溝坂も
毒舌説教を発揮出来なかった。


溝坂はじっと慶一を見つめていた。


溝坂はこの先に嫌な予感を感じていた。

そして後に
その予感は的中してしまったのだ。


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