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溝坂と男子たちは、
女子の悲鳴を聞いて駆けつけた。



筧『なにやってんだお前ら!!』




拓真『麗奈はなあゆみちゃんなんかより
自分のことを守ろうとしたんだよ!!』



拓真が叫んだ瞬間頭に強烈な蹴りが
入った!!



勝『黙れよ!!
藤原を傷つけ、自殺にまで追い込んだ
最低のダメ男のクズが………!!!』




そして、すぐに起き上がった
拓真は左のこめかみパンチをし、
勝はフラフラと倒れた。



『お前は、そういって麗奈を
狙ってんじゃねぇのか？』




『そんなこと言ってる暇があったら
目が覚めた瞬間に藤原に謝れ!!』




『ふざけるな……!!!

あんな自己保身の女に
誰が謝るか………!!!』



『痛い目にあいてぇのか…？』




『上等だ！コラァッ!!』




周りの皆は止めようにも
二人の気迫にのまれて
なす術がなかった。