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POISON TEACHER

第18章 広島7Days TRAVEL toTROUBLE 3日目





『仕方がありません!!
荒唐処置ですが、この場を
何とかして、おさめなければ…』

ゆうじは、二人を止めようとしたが
溝坂はゆうじを止めた!!





『せっかく二人がまともに
ぶつかってんだ……


このままにしといてやれよ!!』






『はっ…………?』




四組の生徒たちは
溝坂の発言に開いた口が塞がらなかった。




カナ『ちょっとどういうことなの先生!?
このままじゃ二人とも大ケガをするよ!!』



タカシ『そうですよ!!
放っておけっていうのが
おかしいじゃないですか!?』




溝坂『本音をぶつけ合って何が悪い!?』





溝坂の覇気のある声に
周囲の皆は思わず怯みなにも言えなくなった。




『そんなんだからな!
日本は世界の連中になめられるんだよ



何も主張せず相手に合わせるほど
バカバカしいものはありゃしない!!



こいつらは、どっちも
自分のためなんかじゃねぇ!!


四組のために戦ってんだ!!



……それを止める権利は誰にもない!!』






溝坂は勝と拓真の核心を突き、
それは非常に道理が通っており
誰も溝坂に反論するものはいなかった。

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