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『…………っれ、麗奈!!』



麗奈は笑顔で拓真に接していた。
しかし、少し悲しそうな感じもした。



『溝坂先生やしいなとゆうじから
全て聞いたわ………、



四組のために…………、



あゆみちゃんのために……………、


そして………


ｳｯ………ｳｳｯ………』



涙をながし深呼吸しながら
ゆっくりと拓真と勝に伝えた。


『わっ………、
わだじの………だめに
ゲンガをしてたのね………



わだじの………だめに………、




思っでぐれで………



ありがどっ………!!!』



拓真は麗奈の言葉に強く打たれ
涙が溢れてきた。


『おれがっ、……
俺が悪かったよ!!


麗奈、お前が何に悩み苦しんでたか
わからねぇけど………、


それに気づかずに
あんなことをいって…………


ゴメンッッッッ!!!』



拓真は麗奈の前に立って
泣きながら土下座をした。


『女を泣かすようなダメ男だけど、
こんな俺ともう一度………、



もう一度……………、



付き合ってくれ!!!』




拓真の素直で強い気持ちは
麗奈に届いた。